Japan CRO Association Annual Report 2025■ 研修会チーム■ 知識/CRALAチーム◆研修の企画・開催(研修会チーム)◆CRA認定試験問題集の作成(知識/CRALAチーム)基礎医学研修昨年に引き続き、領域を絞らず、基礎医学、臨床検査値、心電図・画像診断の3テーマでストリーミング配信形式により研修を実施しました。受講者数は、第1回220名、第2回200名、第3回230名でした。電子カルテ研修電子カルテは医療機関でのみ操作できるシステムであるため、若手CRAではその操作に戸惑うことがあります。これを補うため、電子カルテベンダーによる電子カルテの基本的な研修を実施しました。ステップアップ研修昨年までの「開発物語研修」からネーミングを変更、変化するCRO業界と今知っておくべき情報について発信する研修を開催し、多くの方にご参加いただきました。その他に を実施しました。CRA認定試験e-Learning研修◦2024年に実施したモニター認定試験問題のレビュー ◦過去のCRA認定試験の全問レビュー ◦市販用問題集の軽微な改訂(誤記修正など)教育研修CT(検討委員会)では、11社13名の教育研修部門や対するサポートも、教育研修CTとして積極的に行っています。昨年までの「開発物語研修」では、製薬企業の方をお招きし、一つの医薬品が上市されるまでの物語についてお話しいただいていましたが、医薬品の開発経緯は社外秘の要素もあり、研修会の内容は「CROに期待すること」という話に偏りがちなところがありました。今年度は、CRO業界はどう変わっていくか、今何を知っておく必要がモニタリングWGの方にも参画いただいて、座談会形式にて実施。会場・Web合わせて約500名と大勢の方にご参加いただき、後日の動画配信も500回以上再生されるなど盛会となりました。 2024年度の活動内容 リーダー総括 メンバーからのコメント 2025年度の活動方針・課題CRA教育担当者が集まり、毎月会合を実施。研修会チーム、知識/CRALAチームの2チームで編成され、チームごとに活動しています。その他、CRA認定試験の試験監督、治験実務英語検定実行委員会にあるかを発信する目的で、ネーミングを「ステップアップ研修」に変更し、『GCPリノベーションの概要〜「チェックリスト的なGCP」から「考えさせるGCP」へ〜』を開催しました。前半は業界でご活躍の小宮山靖氏(ファイザーR&D合同会社)にご講演いただき、後半はCRO協会の医学研修、CRO業界外の方の講演に加え、電子カルテ操作方法を説明する研修会の実施を準備しています。「認定CRA基本問題・解説集」の改訂および出版、「認定CRA試験過去問題」の全問見直し及び新規問題の追加等を実施します。15事業検討委員会【教育・研修】優れた治験人材育成のためさらに拡充した各種研修とCRA認定試験のサポートを実施
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