■ ワーキンググループ(WG)への移行とそれに伴う活動■ 医薬品等開発に関連するコンプライアンス事例検討■ 上記の検討結果を取りまとめ、会員メンバー向けの研修を開催◆「コンプライアンス宣言」と「CRO委受託契約業務における 従業員個人情報の委託者への提供に関する留意事項」の 見直し◆通知文「同意取得前の被験者候補の医療情報提供依頼に ついて」による注意喚起 2024年度の活動内容 リーダー総括 メンバーからのコメント 2025年度の活動方針・課題コンプライアンスCT(事業検討委員会)では、コンプライアンス遵守のさらなる強化や、CRO業界のコンプライアンス重視の姿勢を内外にすることに貢献できるよう活動していきたいと考えています。コンプライアンスCTでは、法令を遵守すればよいというだけではなく、コンプライアンスを踏まえて会員企業が公平公正に業務を実施するディスカッションしています。また、法律的に専門的な検討が必要なならないと考えられるものを取り上げ、検討していきたいと考えています。前年度からの継続案件として見直しを行い、2024年8月開催の「成果物発表会」にて、見直しのポイントについて解説を実施しました。以前の通知内容の見直しを行い、会員各社に向けて、周知徹底の注意喚起を実施しました。周知することなどを目的として活動してきました。今後はデジタル化(生成AIの活用など)やカスタマーハラスメントといった新たな課題にも積極的に取り組み、医薬品等の開発業務におけるコンプライアンス遵守の姿勢が、組織文化としてより一層定着ためにやるべきこと、気を付けなければならないことをメンバーで日々場合には弁護士のお力を借りて検討しています。近年では、GDPRの理解の促進、「コンプライアンス宣言」の時代に応じた見直し、無意識に違反してしまうようなヒヤリハット事例の検討を行ってきました。引き続きAI、カスタマーハラスメントなど新たに対応を検討しなければ2025年度より、「事業検討委員会(CT)」から「ワーキンググループ(WG)」へ移行します。これに伴い、正会員に加えて、新たに賛助会員、スタートアップ会員の方が参加可能となります。移行するタイミングで、これまで政策委員会にて対応していた「データインティグリティ啓発活動」をコンプライアンスWGに移管し、当該WGにて継続活動していく予定です。CRO委受託業務においてもデジタル化(生成AIの活用など)が急速に進んでおり、それらを活用する際に注意しておくべき事項などについても、検討を進めます。また、2024年11月1日に施行された「フリーランス・事業者間取引適正化等法」や、2025年4月1日に東京都にて施行された「カスタマーハラスメント防止条例」などに関する検討も含めることとします。18事業検討委員会【コンプライアンス】コンプライアンス遵守のさらなる強化を図り、新たな課題に取り組むREPORT
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