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CRPセレクティブ・セミナー「治験関連文書 電子化の実践報告」において日本CRO協会からIT化ワーキンググループの長谷川リーダーが講師として講演しました。

2017年9月27日

2017年8月20日(日)CRPセレクティブ・セミナー「治験関連文書 電子化の実践報告 やっぱり大変?みんなどうしている?~電子化した人に聞いてみよう~」において、IT化ワーキンググループ(WG)の長谷川竹志リーダー(エイツーヘルスケア株式会社)が「治験手続きの電磁化手順書作成のヒント~治験手続きの電磁化に向けた医療機関用推奨SOP(日本製薬工業協会)の解説~」と題して講演しました。

本セミナーはClinical Research Professionals(CRP)の主催により、治験・臨床研究専門職を対象に実施されました。2013年に厚生労働省より「治験関連文書における電磁的記録の活用に関する基本的考え方」が発出され、また2015年には日本製薬工業協会(製薬協)がSOPテンプレートを公開しました。多くの治験実施医療機関にとって、電磁化の便利さを理解はしていても、実装には様々な障壁があるのが現状です。そのため、本セミナーでは実際に医療機関で電子化/電磁化を行ったモニタリング2.0検討会のメンバーおよび医療機関の事務局担当者が講師となり、電子化/電磁化に関する自身の経験を参加者へ共有しました。日本CRO協会のIT化WGからも長谷川リーダーが講師となり、電磁化のSOPに使われるIT用語をわかりやすく解説しました。

講演後、参加者に実施したアンケートでは「手順の説明が非常に参考になった。」などの声が多く寄せられました。その一方で、「内容は分かっているが実装は難しいように感じる。」というご意見もありました。

講師の1人として参加した、日本CRO協会 IT化WG 長谷川リーダーは、「今回のセミナーの中で、“電磁化で先行している施設全てで、製薬協の推奨SOPを基に電磁化SOPを作成している”という説明があり、IT化WGで作成した電磁化SOPの解説書が皆様にお役に立てるということを確信しました。IT化WGにて苦労して作成した解説書ですので、これから電磁化に取り組まれる施設の皆様にご活用いただくことを願っております。」と述べています。

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